例えば、現在、日本の地方生活において自動車は欠かすことができない、ということはあたりまえです。
しかし、それは私たちの「生」(生きること)にとってほんとうにあたりまえ「であるべき」なのでしょうか。
そのような暮らしのあり方を「地域」を中心に考え直したい。
また、近在の多くの農地や山林が有効に活かされていないことは、大きな問題でした。
そのとき、私たちが出会ったのが「馬」という発想でした。
馬は「地域」での暮らしや、前述の問題に対する希望的な解答(考え方)を私たちに示してくれました。
馬と人とのつきあい方を、「地域」に集う一人一人が一緒に学び、共に考える過程そのものを大切にして、地域のすべての人やものがいきいきと活かされる社会を、私たちは馬たちと共に目指したい。
馬と人とが一緒に生きることがあたりまえの暮らし・・・。
それはかつての村人の暮らしの側らに必ず馬がいたような、どこか土臭いものかもしれません。
馬の会は、土と切り離せない私たちが選んだ「生」のためのひとつの方法です。

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わたしたちは馬を通して、地域について考えます